はじめに
子どもに初めて卵を食べさせるとき、ママやパパはドキドキしますよね。
私も長男に卵黄を始めたとき、何度も嘔吐があり「これはアレルギー?それとも胃腸炎?」と混乱しました。
この記事では、わが家の長男が「卵黄の消化管アレルギー」と診断されるまでの経緯を体験談としてまとめます。
初めて聞く消化管アレルギーというものに対して、たくさん検索しましたが
あまり例がなく…同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
卵黄を始めたのは生後7ヶ月ごろ
離乳食が進んできた生後7ヶ月頃、少しずつ卵黄を試しました。
すると、食べて 2時間ほどで大量に3、4回に分けて嘔吐してしまうことが…。
状態はぐったりとした感じで、全部吐き終えると眠り、
起きた頃にはケロッと元気になる感じでした。
ちょうどお腹の風邪も流行っていた時期だったので、原因が卵なのか胃腸炎なのか分からず、いったん卵黄を中断することにしました。
2ヶ月後に再チャレンジ
生後9ヶ月ごろに再び卵黄をスタート。
吐いたり特別な変化もなく、少しずつ増やしていき、最終的には卵黄1個分を食べられるまでに!
「卵黄クリア!」と思った矢先、2週間後にまた少量をあげると、再び盛大に嘔吐。
夫も私も食物アレルギー持ちではないため、認めたくなかったものの
この時点で「やっぱり卵が原因かも」と思い、病院を受診しました。
病院での診断
近くのクリニックで診察を受けると

ああ〜…
最近増えている消化管アレルギーの可能性が高いね。なかなか治らないんだよ
と言われ、ショックを受けました。そして大きな病院を紹介され
血液検査を行いましたが
消化管アレルギーは血液検査の数値があまり参考にならない
ということ。
医師からは

消化管アレルギーは発疹の出るアレルギーとは違って大体は3歳までには治ります。
治らなくても就学前には治りますよ。
と言われ一安心…。また

発疹の出るアレルギーは、少しずつアレルギーの物を摂取して慣れていく必要があるけれど、消化管アレルギーの場合は一回症状が出るとしばらく完全除去になります。
と言われました。

卵黄だけダメで、卵白は大丈夫な場合もあります。
とのことだったが、離乳食はアレルギーの出にくい卵黄から始めていたため
卵白は未知!
どの離乳食のサイトや本を見ても卵黄→卵白の順に挑戦!
と書いてあったので、卵白なんて食べて大丈夫なのかな…と不安もありつつ
話は進んでいくのでした。
まとめ
- 卵黄を食べると数時間後に大量嘔吐が繰り返された
- 医師から「消化管アレルギーの可能性が高い」と診断された
- 血液検査はあまり当てにならないので要注意
この時点で、長男は 卵黄の消化管アレルギー と診断されました。
次回予告
実はその後、卵白の負荷試験を受けることになりました。
「病院でどんなふうに進めるの?」「一日の流れってどんな感じ?」と気になる方も多いと思います。
👉 次の記事で、卵白負荷試験の体験談と一日の流れを詳しく紹介します。
⚠️ 注意
この記事はわが家の体験談です。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。