卵白負荷試験2回目に挑戦
2回目の卵白負荷試験では、1回目同様10:00頃、今度は卵白10gを摂取しました。
前回の卵白負荷試験から卵白2gは家でも食べるようにしていましたが、
ゆで卵の卵白を嫌がることもあり、2回目の負荷試験が心配でしたがペロリと食べてくれました。
一応ケチャップも持参していたので、好き嫌いが激しい場合は何か持参するのがおすすめです。
そして負荷試験は順調に進み、特に目立った変化もなく進行。
ただ、12:30頃に多めで軟らかめの便がありました。少し気にはなったものの、看護師さんに報告し、その後は落ち着いていたため、負荷試験を終えて帰宅しました。
夜中に突然の嘔吐
安心して就寝したものの、夜中の0:15に突然の大量嘔吐。
その後も0:35、0:45と立て続けに3回嘔吐があり、「卵白が原因では?」と不安が募りました。
しかし1時過ぎには再び眠りにつき、ひとまず症状は落ち着きました。
医師の判断:「時間が遅すぎる」
翌朝、主治医からの電話で嘔吐の経過を伝えると、

症状が出るには時間が経ちすぎているため診断は難しい。…ただし念のため卵は1年間完全除去としましょう。
とかなり悩んだ末、この方針となりました。
もうあの嘔吐を見るくらいだったら卵なんていらない!と思いつつも
こんなに14時間近く経過してて本当に卵白が原因なのか?とはっきりした答えが出ず、親としてはモヤモヤが残る結果に…。
夕方には発熱、別の医師の見解
ところがその日の夕方、38.6℃の発熱が出ました。
近くのクリニックに相談すると、

「アレルギーで発熱は出ないので胃腸炎の可能性が高い
とのこと。
つまり、夜中の嘔吐がアレルギー症状なのか、胃腸炎によるものなのか判断が難しい状況になってしまいました。
まとめ:消化管アレルギーと胃腸炎の見極めは難しい
今回の体験から学んだのは、
- 消化管アレルギーは摂取後、数時間後に嘔吐が起こることため厄介
- 発熱はアレルギーでは出ないため、感染症を疑うサインになる
- 胃腸炎など別の病気と重なってしまうと、医師でも診断が難しい
ということです。
結果的に「卵は1年間完全除去」となりましたが、偶然胃腸炎が重なった可能性も否定できず、親としては正直落ち込みました。
同じように負荷試験に挑戦するご家庭にとって、こうした「グレーな体験談」も知っておくと少し安心につながるかもしれません。